1/2ページ目 <拍手お礼> 『SKY』 Ver.メロ 「秋だねー。 ホント、涼しくなった。」 『そうだな。』 今日は珍しく、メロと2人で近所を散歩。 こんなにゆっくりした時間が流れてるなんて、幸せ。 公園まで歩いて、ベンチに座り、少しの休憩。 『何か欲しいものあるか?』 どうやら、自販機まで飲み物を買いに行ってくれるらしい。 ふいに見せてくれる優しさが嬉しい。 「ん、任せる。」 歩いていくメロの後姿を見つめる。 ・・・背、高くなったなぁ。 ・・・髪も長くなったし。 出会ってもう、10年以上経つもんね。 そりゃ、背も高くなるし、髪も伸びるか。 そんなことを考えていると、メロが戻って来て、隣に腰を下ろした。 『ほら、いつもの。』 「ありがと。」 ミルクティを受け取り、バックに入れてあった板チョコをメロに手渡す。 『準備いいじゃねぇか。』 「何年一緒にいると思ってんの?」 『・・・確かにな。』 穏やかな笑みがメロからこぼれた。 昔から変わらないこと。 メロが板チョコを食べること。 私が好んでミルクティを飲むこと。 取り巻くものが変わっても、それだけは同じ。 あと、この空が青いこと。 「覚えてる?」 『・・・あぁ。』 メロが初めて、私のことを好きだって言ってくれた日。 あの日もこんな真っ青な空が広がっていた。 2人の歴史の始まり。 <晴れた空> [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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