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ディーノ・スクアーロ・ザンザス 『Anniversary』
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<拍手お礼>

『Anniversary』 Ver.ディーノ




「ディーノ、まだ寝ないの?」



彼の執務室を覗く。



『今日、先に寝ててくれるか?』



「うん、いいけど・・・。

 長くかかる?」



『どうだろ。

 ちょっと分かんねぇな。』



「はーい。」



お仕事だもん、仕方ないよね。



そう思って2人の寝室に戻ろうとしたら、呼び止められた。



ディーノの方に寄って行くと、ヒョイっと膝の上に座らされた。



「ディーノっ!?」



『おやすみのキス。

 しないと寝れねぇだろ?』



そう言って、チュっとキスをくれた。



『俺がしたかっただけなんだけどな。』



ニカっと笑うディーノに、思わず見惚れてしまった。



もう・・・この人は、何でこんな甘い科白をサラっと言ってしまうんだろう。



こっちが恥ずかしくなって顔を赤らめると「ほんっと、可愛いなぁ。」とまた甘い科白を吐いた。




1人で寝室に戻り、ベッドに入る。



2人で寝ても大きすぎるベッド。



やっぱり少し寂しい。





朝起きると、ディーノが戻ってきてないことに気づいた。



パタパタとパジャマのまま執務室までの廊下を進んでいると、後ろから私の名を呼ぶ声がした。



「おはよ、ロマーリオ。

 ディーノ、徹夜だったの?」



『あぁ、今日はお嬢と付き合って1年の記念

 日なんだろ?

 ボス、絶対あいつと1日中一緒に過ごすん

 だって言ってな。

 止めとけって言ってんのに、仕事全部終
 
 わらすって聞かなかったんだぜ。』



あっ、・・・忘れてた。



今日はディーノと私が付き合って1年の記念日だったんだ。



だから昨日も徹夜で仕事を・・・。



ロマーリオの持っていた淹れ立てのコーヒーを手に、私は執務室に急ぐ。



ドアを開けると、書類が山積みされた机に片肘をつき、ウトウトしているディーノが目に入った。



そっと近づき、ブランケットをかけ、サラサラの金色の髪に隠れる頬に1つキスをする。



こんなに私のことを想ってくれてありがとう。



今日は2人でゆっくり過ごそうね。





これから先も・・・。



ずっと変わらない愛で私を包んでね。


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